JIS A1906-2008 Performance test of sorptive building materials of reducing...

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2009-10-26

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A 1906:2008 (2) まえがき この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任はもたない,3 A 1906:2008 4 測定原理 試験対象化学物質低減性能は,低減量の性能及び低減効果の持続性能を測定することによって求め,次による。 a) 低減量の性能 ガイドライン値程度の濃度の汚染物質,この規格では試験対象化学物質を含有する空気を試験建材を設置した小形チャンバーに導き,チャンバーから排出される空気濃度の差異によって,試験建材の室内濃度低減性能を測定する。試験は定常的な換気のある状況下で,試験建材の濃度低減性能を初期性能の1/2となるまで測定する。 室内濃度の低減効果が1年相当の時間の経過と共に減少するおそれのある試験建材の性能測定に対して,対応する時間経過の間,測定する代わりとして,b)による物理吸着,化学吸着,化学分解など,低減原理に基づく代替の方法によって低減効果の持続する時間を求めてもよい。 b) 低減効果の持続性能 a)による方法,又は次の1)~3)によって,低減効果の持続性能を測定する。 1) 物理吸着の場合 粉砕した試料を充てんしたチューブに,濃度を調整した試験対象化学物質ガスを流通させ,吸着破過したときの飽和除去量を測定し,効果の持続性を求める。 2) 化学吸着の場合 1)による測定,又はサンプルに含まれる吸着化学物質の物質量と試験対象化学物質との反応理論値から効果の持続性能を求める。 反応式を用い吸着化学物質のモル数から除去量を算出するため,吸着化学物質の組成又は配合率が明らかなものだけが対象となる。それらが不明な天然物などは対象とならない。 3) 分解による場合 試験対象化学物質の負荷量と性能劣化との関係は,試験建材によって異なり,一律の基準(飽和吸着量に相当するもの)がないため,加速試験の結果から濃度と性能劣化係数との関係を求め,居住環境における負荷量に当てはめて性能低下を予測する。 5 器具 5.1 低減量の性能測定用器具 5.1.1 一般 試験建材によって吸着,分解される試験対象化学物質の濃度低減性能を測定する場合に必要な器具は,主として次のとおりである。 - 小形チャンバー - 試験片のシール材 - 空気清浄装置 - 試験空気供給装置 - 温度丒湿度制御装置 - 積算流量計 - オーブン - 空気捕集装置 - 分析装置 5.1.2 小形チャンバー この規格の小形チャンバーに適用する一般仕様及び要求事項は,JIS A 1901による。小形チャンバーのシステムの概念図を,図1に示す。出口空気と入口空気とを循環してはならない,4 A 1906:2008 図1-小形チャンバーの概念図 5.1.3 試験片のシール材 試験片の表面からだけ吸着,分解される化学物質を測定する場合,端部及び裏面をアルミニウムはくなどでシールする。 5.1.4 空気清浄装置 試験対象化学物質を含有する試験空気を調整する前の空気は,できる限り清浄な空気を用いる。バックグラウンド濃度の上昇を防ぐための空気清浄装置を備えるか,又は清浄なボンベ空気を用いる。 5.1.5 試験空気供給装置 小形チャンバーに供給する試験対象化学物質を含有する空気は,標準ガス,ガス発生装置などを用いて安定した濃度で発生させることが望ましい。標準ガスがない場合は,同等のものを用いる。複数の試験対象化学物質をもつガスを用いてもよい。その場合,6.1.4 c)に規定する干渉のおそれがあることを考慮する。 5.1.6 温度丒湿度制御装置 温度の制御は,小形チャンバーを必要温度に制御した恒温槽などの試験場所に置く方法,又は小形チャンバー内を必要温度に維持する方法のいずれかによる。通常,相対湿度の制御は,供給空気を必要湿度に維持する方法とする。 5.1.7 積算流量計 小形チャンバー出口に積算流量計を設置し,小形チャンバー内の正確な換気量を測定する。積算流量計と同等以上の性能をもつ装置を用いてもよい。 5.1.8 空気捕集装置 空気捕集は,小形チャンバーの入口及び出口の排気を用いる。空気捕集用分岐管を用いる場合は,小形チャンバー入口及び出口から直接捕集する。ダクト及びチューブを介して捕集する場合はその間をできる限り短くし,小形チャンバーと同じ温度に保つ。 なお,ダクト及びチューブの材質は,ポリテトラフルオロエチレン素材など,吸着が非常に少ないものを用いる。 空気捕集時の空気流量が小形チャンバーの換気量よりも小さい場合は,分岐管などを用いて空気捕集中の換気量を一定に保つ。小形チャンバーからの排気は,試験場所から確実に排除する。空気捕集を二重に行うために,空気捕集用分岐管を使用することもできる。 5.1.9 オーブン 小形チャンバー内に付着したVOC及び他のカルボニル化合物を揮発させるために,オーブンを使用す,6 A 1906:2008 図2-飽和除去量測定装置の例 6 試験条件 6.1 低減量の性能試験 6.1.1 一般 試験は大気圧に近い状態で行う。 6.1.2 試験条件 a) 温度及び相対湿度 小形チャンバー内の温度は……

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